札幌でもチャットレディは失業保険受給中にお仕事出来る？出来ない？

こんにちは！ちょこ札幌事務所スタッフです。

会社を辞めて次の仕事が決まるまでの間に、チャットレディとして働きたいと考えている方はいらっしゃいませんか？

中には「会社を辞めて時間があるから、これを機に気になっていたチャットレディでも始めてみようかな」「チャットレディを始めたいけど、失業保険をもらっているから不正受給にならないのかな？」「チャットレディをしたいけど、失業保険を受け取っているからできないのかな…」など疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。何らかの理由があって会社を辞めると、一定以上の条件を満たせば失業保険を受給することができますが、その失業保険受給中にチャットレディをしても問題ないのでしょうか？

そこで今回の記事では、失業保険受給中にチャットレディとして働くことができるのかという点について、詳しくご紹介していきたいと思います。特に、失業保険を受け取っているけれどこれからチャットレディを始めたいと考えている方や、チャットレディとして働けるのかお悩みの方は、是非この記事を参考にしてみて下さいね♪

そもそも失業保険とは？

そもそも失業保険とは、一体どのような制度なのでしょうか？失業保険とは、離職して失業状態にある方が、安定した生活を送りながら一日でも早く再就職できるよう、国から失業手当を受け取ることができるという制度です。

失業保険を受給するためには、

・失業状態である
・雇用保険加入期間が退職日以前の2年間に通算12か月以上ある
・給付の申請後の失業の認定を受けようとする期間に、一定の回数求職活動を行っていた実績がある

など条件が様々ありますが、全ての条件を満たしている場合にのみ受給することができます。

失業保険でもらえる失業受給額は、失業保険で受給できる一日あたりの金額基本手当日額×所定給付日数で計算されます。失業受給額は前職の賃金や年齢で計算式が違います。

結論！失業保険受給中にチャットレディはできない

結論からいうと、原則として失業保険受給中にチャットレディのお仕事はできません！チャットレディの就業形態は、アルバイトなどで給与を受け取る給与所得者ではなく、個人事業主に該当するため、失業保険を受給することができる条件から外れてしまうのです。チャットレディとして稼いだ場合は再就職したと見なされ、失業手当が打ち切られてしまいます。

しかし、この記事を読んでいらっしゃる方の中には「バレなきゃいいんじゃないの？」と悪い思考が頭を過ぎったという方もいらっしゃるのでは…？確かに、チャットレディの報酬について確定申告を行わなければ、失業保険とチャットレディの報酬の両方を受け取ることはできるかもしれません。ただし、失業保険とチャットレディの報酬を同時に受け取ることは、列記とした不正受給に該当するため、後に厳しい処分が課せられるので注意して下さい。

・なぜ不正受給になるの？

失業保険の受給条件は、あくまでも失業状態でいなければいけません。チャットレディとして報酬を受け取っている時点で失業状態にはあたらないため、受給条件から外されます。

失業保険というものは、現在職を探していて働きたくても働けない状態にある方が、安定した生活を送るためのものです。収入がありながら失業保険を受け取るのは不正受給に該当し、非常に厳しい処分が下されることになります。

・不正受給で課せられる処分とは？

失業保険の不正受給が発覚した場合、雇用保険法及び刑法の規定により厳しい処分を受けることになるので、くれぐれも注意が必要です。

不正行為のあった日からは、失業保険の支給を受ける権利がなくなり、一切の給付が行われなくなります。この場合の不正行為とは、働いたことを申告しなかった日を意味します。また、不正な行為により支給を受けた金額は、いくら手元に残っていなくても全額返還しなければなりません。さらに、安定した職業についていながら申告を怠ったなどより悪質な場合には、支給額の2倍相当の納付が命ぜられます。つまりこの場合には、全額返還する金額と合わせて、不正に受給した額の3倍の金額を納めなければいけないことになります。これはかなり厳しいですよね。つまり、悪いことは考えない方が良いということです。

さらに、不正に受給した日以後、全額返還し終えるまでに年率5%という延滞金が課されます。なお、それらの納付を怠った場合は、財産の差押え等が執行される場合があります。特に悪質な場合は、警察へ刑事告発されて、詐欺罪などでより厳重に処罰されることになるでしょう。これほど重いペナルティが課されるのであれば、いっそのことしっかり働いた方が効率が良いですよね。そう感じた方は、チャットレディとしてしっかり働いた方がより高収入を狙うことができますよ。

失業保険受給中にアルバイトをするためには？注意点について

例え失業保険受給中であっても、就労と認められない範囲のアルバイトなどのお仕事であれば許容されています。最後に、失業手当受給中にアルバイトをする際の注意点をご紹介いたします。

・チャットレディはできない

失業保険受給中にアルバイトはしても良いのですが、チャットレディのお仕事はできません。チャットレディとは、チャットレディ事務所やサイト運営会社から業務委託契約を結んで働く個人事業主にあたるため、アルバイトのような給与所得者とは違います。特に通勤チャットレディの場合、ついつい個人事業主ということを忘れがちという方も多いでしょうが、あくまでも個人事業主だということを忘れてはいけません。失業保険を受給しながら働きたい場合は、チャットレディではなく他のお仕事を選ぶようにしましょう。

・所定労働時間に制限がある

失業保険受給中にアルバイトをする場合は、所定労働時間が1日4時間未満、週20時間未満に制限されています。この制限を超えてしまうと、失業保険が受給できなくなるために充分に注意しましょう。

・申告しなければいけない

失業保険受給中であっても、制限内であればアルバイトは認められています。しかし、アルバイトをした旨を失業認定申告書に記載しなければいけません。

・待機期間中は働けない

失業保険を申請した後の待機期間中は、働いてはいけません。待機期間とは、全ての失業保険を申請した人に対して適用される失業保険の受給が制限される期間です。受給資格を得てから7日間が待機期間に該当します。この待機期間にアルバイトを行ってしまうと、受給の開始が遅れることになるので、くれぐれも注意が必要です。

いかがでしたか？

ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍しておりますので、何か分からない事や不安な事があればお気軽に相談くださいね♪