海外に住んでいてもチャットレディとして働けるのか？税金はどうしたらよいのか？

こんにちは！ちょこ札幌事務所スタッフです。

以前からお話している通り、チャットレディの働き方には2種類あります。1つ目はチャット事務所に通勤スタイル、2つ目はお家がチャットルームになる在宅スタイルです。在宅スタイルの場合は、ネット環境さえ整っていれば、どこにいても仕事が出来るのがおすすめポイントなので、海外在住でもチャットレディの仕事はできるのです。

今回は、そんな海外でチャットレディとして働いた場合や、納税義務について話をしていきたいと思います。

■海外でチャットレディとして働いた場合

大前提として、日本から住民票を抜いて国内に住所がない場合として話していきます。日本から住民票を抜いて国内に住所がない＝非居住者と言われています。この場合、日本に税金を納める必要はありません。（もちろん移住している国での納税義務は発生しますので、お忘れなく！）

■日本に税金を納める必要がある場合

非居住者でも以下の場合は、日本へ税金を納める必要があります。

・日本の不動産収入がある

・日本の株式配当をもらっている

・日本国内に所得が発生している

など、日本国内で発生している所得に関しては納税義務があると言えます。チャットレディはどうなのだろう？と思った人も多いと思います。チャットレディは海外の在宅ワークというくくりに入り、国内で発生している所得にはなりませので、日本への納税義務はないと言えます。（先ほども書きましたが、移住している国での納税義務は発生しますので、お忘れなく！）

■一時帰国した人がチャットレディとして働いた場合

例えば一時帰国して、その際にチャットレディの仕事をして収入を得た場合は、日本への納税義務が発生します。少しの期間だったとしても、日本で得た収入については確定申告が必要になる場合もあります。また海外へ戻る予定の一時帰国なのであれば、無理にチャットレディとして働かないことをおすすめします。

ですが、例外ではありませんが、納税義務がない場合もあります。日本と他国の間には、【租税条約】というものがあるのです。

【租税条約】

【租税条約】とは、簡単にいえば、“外国と移住国とで二重の税金がかからないように各国間で取り決めをしている条約”になります。

日本と他国の租税条約には以下の項目で、一時的な帰国をした人に対して納税が必要ないことを定めています。

・滞在期間が課税年度又は継続する12ケ月を通じて合計183日を超えないこと

・報酬を支払う雇用者等は、勤務が行われた締約国の居住者でないこと

・給与等の報酬が、役務提供地にある雇用者の支店その他の恒久的施設によって負担されないこと

上記内容は一般的な項目となり、実際租税条約は国ごとに違うと言われています。自分が移住している国と日本がどんな租税条約をしているのかは、調べる必要があります。

租税条約の項目通りであった場合、一時帰国してチャットレディとして働くには、182日以内に海外に戻ることが決まっており、報酬も日本以外から支払われていれば、日本での納税は必要ないということになります。

■1年の途中から海外へ移住した場合

少し面倒なことに、2回確定申告をする必要があります。

①出国する前に『準確定申告』を行う必要がある

『準確定申告』とは、移住する年の出国日までの所得を申告することです。準と書いていますが、やることは普通の確定申告と同じです。

②通常通り出国した翌年の2～3月に確定申告をする必要がある

2回も確定申告をするのは面倒だなと思う人も多いと思います。そんな時には、代理で納税手続きを対応してくれる人を選んで、役所に届けておくとよいでしょう。この代わりに手続きをしてくれる人を、「納税管理人」と言います。納税管理人がいると、準確定申告は不要になります。少しでも手間を省きたい人は、親族や税理士にお願いしておくと良いと思います。ただ、チャットレディとして働いていることを知っている前提の話なので、親族にこの仕事の事はバレたくない！とかだと、少し難しいかもしれませんね。

いかがでしたか？？チャットレディの仕事アイテム、ウィッグを紹介しました。ウィッグを被ることで、身元がバレないだけではなく、自分自身が気分爆上げ、楽しくお仕事が出来るアイテムだということがお分かりいただけたと思います。

いかがでしたか？？今回は海外でチャットレディとして働いた場合や、納税義務についてお話しました。いくつかのポイントに気を付ければ、海外でもチャットレディとして働くことが出来ることがわかりましたね。ただ、面倒な手続きや条件などもあるので、しっかり確認してからチャットレディとしてお仕事を始めることをおすすめします。本当に心配な人は、一時的にチャットレディの仕事を中断しつつ、海外移住について詳しいプロの方や法律に詳しい方に相談してもよいと思います。

自分が納得いく結果が出て、気持ちよくチャットレディとして働けることが1番大事だと思いますので・・・。ちょこ札幌では、提携している士業の先生などに、現在の状況や今後のスケジュールなどを踏まえた上で、安心出来る方法をご案内しています。

スタッフの中には、チャットレディ経験者も多く、何か不安な点や困っている点があれば気軽に聞きやすい環境になっていますので、何かあれば是非相談して見てくだいね。