札幌のチャットレディも関係あるの?インボイス制度と消費税とは
こんにちは!ちょこ札幌事務所スタッフです。
これからチャットレディを始めようとしている人も、すでにチャットレディとして稼いでいる人も関係してくる問題、それは税金です。
チャットレディとしてのお仕事が軌道に乗ってくると払うべき税金も発生してくるのですが、少し難しいですね。
本業、副業それぞれ課税される報酬額はかわってきますが、一定額を超えた場合は確定申告をし税金を納めることが義務になってきます。
面倒な納税ですが、必要になってくるのでチャットレディとして押さえておきたい税金の事について紹介していきたいと思います。
稼いでいる人にとっては気になる消費税・インボイス制度についても説明していきたいと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。
チャットレディが払う税金の種類
ではチャットレディはどのような種類の税金を払うのか見ていきたいと思います。
全ての人に当てはまるわけではありませんが、大きく分けて三つの税金が発生します。
1.所得税
2.住民税
3.消費税
所得に応じて翌年に確定申告し金額が決定します。
一定額に到達していない場合は納税はいりませんが、1と2の所得税、住民税は支払う人が多いかと思います。
3の消費税については報酬が1000万を超えて発生している人は該当する場合もあります。
インボイス制度はこれから始める
通常のバイトよりも大きく稼ぐことができるチャットレディの場合、
1000万を超えて報酬をもらっている人もいるかと思います。
すでに消費税を納税しているチャットレディ、これから消費税を払わなければいけなくなるチャットレディなどは消費税大納税している場合関わってくる制度。
それが、
2023年より施行されるインボイス制度
です。
消費税について
現在実施されている消費税については、税率が8%と10%の2つに分かれています。
一般的に適用される10%の消費税と、軽減税率で8%の食品などの消費税と2種類あります。
収入などの総額に対する消費税が計算できません。
税率が2通りに分かれるため、品目により計算などが分かりにくくなり、正しい消費税なのか、分かりにくくなってしまいました。
インボイス制度とは?
消費税の支払いの有無が不透明な事も多かったため、
これを解消するために始まるのがインボイス制度です。
複雑化する消費税の申告をしやすいようにしています。
インボイス(適格請求書)
今現在も領収書などを保存していると思いますが、それの消費税の項目に消費税の税率と金額を詳しく記載し、保存するということです。
消費税が詳しく分かるようにしていくということですね。
ではこのインボイス制度がチャットレディにとってどのように関係してくるのか紹介していきたいと思います。
インボイスはチャットレディに関係あるの?
すべてのチャットレディにインボイス制度が関係してくるかといったら、まだそういうわけでもありません。ただ1000万を超えて報酬をもらっているチャットレディは消費税については支払っていると思います。
チャットレディ代理店などは消費税を国に納めています。
1000万以下のチャットレディに関しては消費税は代理店側が負担しています。
ですが、大きく稼いでいるチャットレディ、収益によっては代理店側も消費税の負担軽減をするためにインボイスを発行してもらいたい場合があります。
インボイスがなければ消費税軽減を代理店は受けられないのです。なので場合によってはチャットレディにインボイスを発行してもらいたいと請求する場合があります。
消費税控除が受けられないと代理店側も支払う税金が増えてしまいます。
これは代理店にとって大きなデメリットです。
インボイス制度が始まる前にすることは?
チャットレディの代理店からインボイスを発行してほしいと言われた場合、 税務署に
適格請求書発行事業者
の登録申請をし、発行してもらうことになります。
特別難しいことではなく届け出を出せば承認されるはずです。
消費税を納税している事業者のみが適格請求書発行事業者になれます。
ただ、この発行を受けると消費税の課税の義務が生じることになります。
自分の場合はどうなる?
では自分がインボイス制度により消費税の課税対象者になるのかどうかが肝になってきますが、どんな人が関係あるのかを説明していきたいと思います。
2年前の所得が1000万を超えたかどうかで変わってきます。
今のところは1000万以下のチャットレディには消費税は課税されません。
インボイス制度が始まるとどうなる
いきなり制度が始まり報酬が下がるとは決まっていません。少しずつ段階的に施行されていきます。 最初の数年間は消費税の控除が受けられるからです。
インボイス制度が始まり、いきなり報酬がガクンと下がるという心配はないかと思います。
インボイス制度により消費税を払ってもらいたいのが国の狙いなのです。
すでに高額報酬のチャットレディは消費税を支払っていますのでこの制度により平等になるかと思います。
最後に
今現在はインボイス制度が全てのチャットレディには関係ないかもしれません。
1000万を超える高額所得があるチャットレディは、どうすればインボイスに対応できるのかについても念頭に置いておくことも必要です。
税理士に頼む、対応している会計ソフトに変えるなど対策を検討した方が良いかもしれません。
詳しく知りたい方は、以下の国税庁ページをご覧ください。
【2022年11月18日更新】
政府決定により、インボイス制度施行時に小規模な事業者向けの猶予措置を設ける事となりました。このように、インボイス制度については、反対意見も多く、現在の内容から二転三転する可能性があります。慌てずに内容が最終決定するまで待つ事が懸命かも知れませんね。
「小規模業者、インボイスなしでも税額控除 政府・与党」- 日本経済新聞
また、ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍していますので、何か分からない事や不安な事があれば、何でも気軽に相談してくださいね♪