アルバイトでいること。~チャットが軌道にのるまでは~
こんにちは!ちょこ札幌事務所スタッフです。今回は、チャットレディとして始めたばかりで、アルバイトと兼業でお仕事をされている方に、執筆をお願いしました。等身大の現実、リアル。アルバイトと正社員の狭間の葛藤、考え方の移り変わり。是非読んでみて下さい。
今までの経緯と、これから
私の現在の職業はアルバイト兼チャットレディ。チャットは始めたばかりなので、まだまだ稼ぎは少なく、アルバイトがメインの収入減だ。「26歳にもなって、アルバイトだなんて・・・」と、白い目で見てくる日本人は多いはずだ。学校を卒業し、新卒で会社に入社していれば、もう4年目の中堅社員だったかもしれない。
私は専門学校を中退し、学歴で言うと高卒になる。高卒だと、正社員として、雇って貰える所は、とても少ない。色々な求人サイトを見ても、学歴は大学卒業以上、専門学校卒業以上など縛りがある。そのため、受けたいと思う企業も、自由に受けられない事がほとんどだ。そういった求人を目にして、なんとなく、正社員という道を避けてきた。
ある日、社会人1年目同士の、友達何人かと会う機会があった。周りは皆、社会人としての大変さがありつつも、充実した生活について話していて、とても悲観的な気持ちになった。アルバイトと正社員だとこんなにも充実感が違うのだろうか・・・。今思うと、ただネガティブになっていただけなのだが、当時は心底落ち込んだものだ。
「ただただ、誰にでもできるようなアルバイトをしていて、このままの現状で良いのだろうか?」
「正社員になれば、もっと充実した日々を送れるようになるんじゃないだろうか?」
周囲の皆に負けないように、そして自分に自信を持つために。高卒でも受け入れてくれる企業を探して、正社員として働くことを決めた。
そこから半年後、ある会社に正社員として受かり、入社した。週5日、毎日8時間勤務の日々。私が勤めた会社は、商業施設での夜間作業もあったため、8時間にプラスして、あり得ないくらいの残業があった。そして、その時間に見合わない残業代。土日はただ、疲れを取るためだけの休みになっていた。職場は20も年上の、おじさんの先輩しかおらず、心も孤立状態。
そんな正社員生活は1年で終了した。
現在は、アルバイトとして、都内の商業施設で、店内のイベントや販売促進に携わる仕事をしている。こんなに仕事を任せられるし、充実した気分を味わえるんだと正社員を辞めて痛感した。働いてみた会社が自分に合わなかったのかもしれないが、週5日×8時間の拘束や、ただ会社に行って時間を無駄に捨てているような日々自体が、そもそも合わないんだということを学ぶことができた。今の日本の正社員という雇用制度が、私には合わないと分かったのだ。
アルバイトでいる方が、とても気が楽である。私が今アルバイトでいるメリットをいくつか考えてみた。まず一つ目として、仕事の時間を自分で決められること。これがアルバイトでいる一番のメリットであり、特権だろう。週に何日間、何時から何時までと、自分で働き方を決めることができる。正社員であれば、会社の決められた通りに出勤し、時間も拘束される。私には、そのような勤務形態が窮屈に感じたため、アルバイトで生活費と少しを稼ぐために、働くようにした。正社員の人が働いている分、アルバイトの空いた時間でスキルを磨いたり、勉強に充てることができる。この空いた時間で副業などをすれば、正社員の人よりお金を稼ぐことができるかもしれないと思った。
その他にも、空いた時間で好きな時に好きなところへ行くことができたり、職場が合わないと思えば簡単にやめることができたり。アルバイトでいることで正社員よりも自由度が増すというのがメリットだ。反対にデメリットはあるだろうか?アルバイトでいることにより、社会的信用が正社員より低いことは1つにある。
実際に私が飲み会に行った時のこと。どんな仕事してるの?と聞かれ、アルバイトと言わないまでも近しいことを言うと周りの人は少し引いた目で見てくるように感じた。私は女性だから、と大目に見てもらっていたかもしれないが、男性の場合はアルバイトでいると女性は将来の不安を考えなかなか好かれにくい気がする。それとアルバイトは正社員のようにボーナスがない。自分の体力が持つまで働き続けないとお金をもらえない。これは正社員も同じだが、同じ時間働いていても正社員の方が時給換算だと高い場合が多い。
私は現在アルバイトだが、昔のように将来が見えずただなんとなくアルバイトというわけではない。ちゃんとした将来を見据えてのことだ。正社員であると日々に追われ、自分のための時間を割くのがなかなか難しい。私の場合、仕事終わりにはその日一日の疲労でクタクタになってしまう。なのでアルバイトで働く時間を抑え、自分のために、勉強のために時間を優先することにした。もし今が正社員であっても自分が定年まで雇用を約束される時代ではない。今は自分に合った働き方や、生き方を見つけていくような時代に思う。
人生100年時代、お金はなくともたっぷり自分のために時間を使っても良いじゃない。むしろ自分の人生は自分で決められる。学生の頃は当たり前に正社員になって働いて結婚して、という絵に描いたような未来しか見えなかったけど、今はいろんな働き方でも少しずつ認められるようになっている。将来の何年後かの自分が今よりも楽しくストレスなく暮らせているように、今から勉強して頑張りたいと思っている。アルバイトでいることにマイナスな感情を持っている人は、こういったメリットがあることを理解し、今後自分がどういう方向に進んでいこうかゆっくりと考えてみると良いと思う。案外自由気ままな人はアルバイトでいることが楽だし、自分なりの答えが見つかるまではのらりくらりとアルバイト生活を楽しもうではないか。
ただ、チャットレディとして軌道にのってきたら、少しずつシフトを減らして、今のアルバイトは辞めようと考えている。それでも、チャットもアルバイト?正社員じゃないよね?もし私にチャットの才能があったら、専業チャットレディとして、正社員のように、働く事もあるかも知れない。ただそれは、アルバイトのようなメリットがある仕事だから。そういう働き方が私には合っているから。これを読んだ人で、私と同じように悩んでいる人がいたら、私みたいな生き方もあると、自信を持って勧めたい。
いかがでしたか?駆け出しチャットレディの方では、アルバイトや正社員をやりつつ、徐々に稼げる金額によって、チャットの比率を増やしていく人も多いです。また、学生からチャットレディになって、そのまま専業チャットレディとしてお仕事している人も。人生設計は人によって様々です。アルバイトと正社員、チャットレディの狭間で悩んでいらっしゃる方には、筆者の考え方が参考になるかも知れませんね。
ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍していますので、何か分からない事や不安な事があれば気軽に相談してくださいね♪