「表情」は無言のメッセージ♪
何気ないとき、どんな顔してる?
お仕事中でも、プライベートにおいても、「表情」はとても大事です。
それは、表情が最も感情を伝える機能を持っているからです。
人と接しているときは、表情を意識している人は結構いるかもしれません。
しかし、人と接していないときが実は意外に大事なのです。
無防備な状態をさらしているのを、見られた経験はありませんか?
「〇〇さんをコンビ二で見かけたけれど、怖い顔だったから声かけなかった」。
と言われたことはないでしょうか。本人は「声をかけられないほど!?どんな顔をしてたんだろう...」。
と、急に恥ずかしくなったのではないでしょうか。
自分がどんな顔でいたのか想像もしたくないですよね。
ニュースなどを観ているとき、オフになっているキャスターが映しだされることがあります。
もちろん、テレビ局のミスではあります。
今まで満面の笑顔が急激に不機嫌な顔になっていたのです。
急に表情を変えてしまうと、変化した後の表情が「本当の顔」。
そう思われてしまうものです。この場合は、不機嫌に見える表情がダメだということではありません。
微笑みと真顔のギャップが大きかったことに、多くの人がびっくりするのです。接客業などで、お客様をお見送りするときも、素顔や真顔が出やすいものです。
最後まで気を抜かずに、表情に注意したいものです。
人と接していないときほど「表情管理」を
CAの仕事をしている女性が、お客様に言われた言葉があるそうです。
「CAの人って、話をするときは感じがいいよね」。
「でも話し終わると真顔になってサッといなくなる人がたまにいるんだよね」。
これはCAのお仕事だけに限らない話です。
お客様のご要望に「早く応えたい!」と思うあまりなのでしょう。
何かあるとすぐに段取りを頭の中で組み立てはじめてしまう人がいます。その行動が、お客様にとっては不愉快な思いをさせてしまうことになるのです。
人と接していないときこそ「表情管理」が大切です。自分が話していないとき、何か持っているとき、大勢の中にいるとき。
「今、私は真顔になりやすいぞ」と自分に喝を入れるよう心がけましょう。口を閉じ、奥歯をかみしめ、口角を5ミリくらい上げるをイメージしてください。
そうすることで、「いつでも声をかけていいですよ」というメッセージになります。
黙っているときに怒っているように見えて、「話しかけづらい」「怖い人」。
そう思われてしまうのはもったいないですよね。
表情は無言のメッセージ。
人と接していないときほど、まわりはあなたの表情を読み取ります。
あなたのことを判断しているということを忘れないようにしましょう♪