主婦が旦那さんにバレずに、チャットレディを続けるためには?~配偶者特別控除~
こんにちは!ちょこ札幌事務所スタッフです。
チャットレディというお仕事は、たった数週間勤務するだけでも、一般的なアルバイトに比べて充分に高報酬が見込めるため、主婦の方からも人気の高いお仕事になっています。しかし、その稼いだ金額が大きくなれば大きくなる程、夫の扶養から外れてしまう可能性が高くなってしまいます。
そこで今回は、これから旦那さんに内緒でチャットレディ業界にて働こうと考えている主婦の方々や、もう既に働いている女性に向けて、配偶者特別控除の扶養内で働くための条件と、外れた場合の注意点について、ご紹介させて頂きたいと思います。これからチャットレディ業界で働こうか悩んでいる主婦の方は、是非参考にしてみて下さいね♪
配偶者控除・配偶者特別控除とは?
納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合は、一定の金額の所得控除を受けることができ、これがいわゆる配偶者控除と呼ばれるものです。
配偶者控除を受ける為の要件としては、以下の通りです。
(1) 民法上の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しない)
(2) 納税者(この場合は夫)と生計を一にしていること
(3) 年間の合計所得金額が48万円以下(給与のみの場合は、給与収入が103万円以下)であること
(4) 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと、又は白色申告者の事業専従者でないこと
また、配偶者に48万円を超える所得があるため、配偶者控除の適用が受けられないときでも、配偶者の所得金額に応じて、一定の金額の所得控除が受けることができ、これを配偶者特別控除と呼びます。この配偶者特別控除は、互いに夫婦それぞれで受けることはできません。つまり、主婦が夫の控除を受ける場合、その夫は主婦の控除を受けることはできません。
配偶者特別控除を受ける為の要件としては、以下の通りです。
(1) その年の控除を受ける納税者本人の合計所得金額が1,000万円以下であること
(2) 配偶者が、以下の四つの要件全てに当てはまること
民法上の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しない)
控除を受ける人と生計を一にしていること
その年に青色申告者の事業専従者としての給与の支払を受けていないこと、又は白色申告者の事業専従者でないこと
年間の合計所得金額が48万円以上133万円以下であること
(3) 配偶者が、配偶者特別控除を適用していないこと
(4) 配偶者が、給与所得者の扶養控除等申告書又は従たる給与についての扶養控除等申告書に記載された源泉控除対象配偶者がある居住者として、源泉徴収されていないこと(配偶者が年末調整や確定申告で、配偶者特別控除の適用を受けなかった場合を除く)
(5) 配偶者が、公的年金等の受給者の扶養親族等申告書に記載された源泉控除対象配偶者がある居住者として、源泉徴収されていないこと(配偶者が年末調整や確定申告で配偶者特別控除の適用を受けなかった場合を除く)
配偶者控除・配偶者特別控除の適用範囲内で働くためには?
配偶者に所得があっても、一年間の合計所得金額が48万円以下であれば、この配偶者控除を受けることができます。つまり、稼いだ金額が48万円以上を超えてしまうと、夫の扶養から外れてしまうことになります。
しかし、一定以上の規定を満たす場合、配偶者控除の対象外であったとしえも、一年間の合計所得金額が48万円以上133万円以下であれば、この配偶者特別控除を受けることができます。つまり、あなたが上で書いた要件に当てはまれば、133万円以下まで稼ぐことができるのです。配偶者特別控除額としては、最高38万円ですが、配偶者特別控除の適用を受ける納税者本人(この場合は夫)の合計所得金額及び配偶者の合計所得金額に応じて、それぞれ異なってきます。詳しくは、国税庁のサイトをご覧になって下さい!
配偶者控除→https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1195.htm
配偶者特別控除→https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1195.htm
旦那さんにバレないためには? ~主婦がチャットレディをする場合、いくらまで稼げるの?~
主婦さんがチャットレディとして働く場合、配偶者特別控除を受ければ、133万円以下まで稼ぐことができます。
しかし、この配偶者特別控除を受けるためには、その年の年末までに、あなたの旦那さんが働いている企業で渡される年末調整の申請で、配偶者特別控除の記入欄に記載する必要があります。そのため、配偶者特別控除を受ける場合、大抵の場合が旦那さんにバレてしまうので、絶対にバレたくない場合は、やはり48万円以下に留める必要があります。
また、その他にもお仕事やパートとして別の会社から給与所得を受け取っており、それに加えて副業としてチャットレディのお仕事をする場合には、チャットレディとしての事業所得が20万円以上になると、やはり確定申告が必要になってきます。
いかがでしたか?ここまでお読み下さり、誠にありがとうございます。今回は、配偶者控除と配偶者特別控除の適用範囲内で働く条件や注意点について、ご紹介させて頂きました。
扶養内の話は多少厄介です。ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍していますので、何か分からない事や不安な事があれば、何でも気軽に相談してくださいね♪