春からチャットレディをスタート！！！親の扶養、旦那さんの扶養、扶養から外れるのっていくらから？

こんにちは！ちょこ札幌事務所スタッフです。

チャットレディというお仕事は、たった数週間勤務するだけでも、一般的なアルバイトに比べて充分に高報酬が見込めます。また、非接触型のコミュニケーションというメリットから、このコロナ禍の中の時期も相まって、主婦・学生・OLなどを始めとした様々な女性から人気の高い副業になっています。

しかし、その稼いだ金額が大きくなれば大きくなる程、親や夫の扶養から外れてしまう可能性が高くなってしまいます。

そこで今回は、これから副業としてチャットレディ業界で働こうと考えている女性たちや既に働いている女性に向けて、扶養内で働くための条件と外れた場合のデメリットや注意点について、ご紹介させて頂きたいと思います。これからチャットレディ業界で働こうと悩んでいる女性は、是非参考にしてみて下さいね♪

扶養の範囲内で働くためには？　～いくらまで稼げるの？～

納税者に、所得税法上の控除対象扶養親族がいる場合には、一定の金額の所得控除を受けることができ、これがいわゆる扶養控除と呼ばれているものです。つまり扶養控除とは、子どもや親、その他の親族を養っている場合に受けられる控除です。養わなければいけない家族がいる場合は、単身で生活するよりも生活費の負担が大きくなります。このような事情を考慮し、親族の人数に応じて、税負担を軽減する措置が適応されます。

この扶養から外れるとは、親や夫の扶養控除適用範囲から外れることを意味します。

控除対象扶養親族とは、その年の年末の時点で、以下の五つの要件に当てはまる人のことを指します。

・16歳以上であること

・配偶者以外の親族であること（6親等内の血族・3親等内の姻族）

・納税者（世帯主）と生計を共にしていること

・年間の合計所得金額が48万円以下であること（給与のみの場合は、給与収入が103万円以下であること）

・青色申告者または白色申告者の事業専従者として、その年を通じて一度も給与を受け取っていないこと

そして、控除額については、扶養親族の年齢や同居の有無により変化して、以下のように定められています。

・控除対象扶養親族（扶養親族のうち、その年12月31日現在の年齢が16歳以上の人）：控除額38万円

・特定扶養親族（控除対象扶養親族のうち、その年12月31日現在の年齢が19歳以上23歳未満の人）：63万円

・老人扶養親族（控除対象扶養親族のうち、その年12月31日現在の年齢が70歳以上の人）のうち、同居老親等以外の者：48万円

・老人扶養親族のうち、同居老親等（老人扶養親族のうち、納税者又はその配偶者の直系の父母や祖父母などの尊属で、納税者またはその配偶者と普段同居している人）：58万円

控除額は、扶養者の年齢によって異なり、上記のように38万円から63万円の間というように大きな幅があります。また、配偶者には配偶者控除があるため、この扶養控除の対象から外れています。

学生がチャットレディをする場合

学生がチャットレディとして働く場合は、65万円以上稼ぐと、親の扶養から外れることになります。勤労学生控除を受けることで、基礎控除額である38万円以上の収入であっても、65万円であれば扶養から外れることはありません。勤労学生控除とは、大学や高等専門学校・専修学校や、就職のため認定職業訓練を受けている人もこの対象になります。

子どもが親の扶養から外れると、親は扶養控除が適用されなくなるため、所得税と住民税が上昇します。それらの税金が変化することで、親にチャットレディの副業がバレるきっかけにもなりかねません。

また、その他にもアルバイトをしていて給与所得を受け取っており、それに加えてチャットレディのお仕事をする場合には、チャットレディとしての事業所得が20万円以上になると、確定申告が必要になってきます。

主婦がチャットレディをする場合

納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合には、一定の金額の所得控除を受けることができ、これがいわゆる配偶者控除と呼ばれているものです。

配偶者に所得があっても、配偶者の年間の合計所得金額が48万円以下であれば、この配偶者控除を受けることができます。この配偶者控除は、扶養に入ることで年金や健康保険などの税金が安くなるという恩恵を受けることができます。つまり、裏を返せば、48万円以上を超えてしまうと、夫の扶養から外れてしまうことになるので、充分に注意が必要です。

また、その他にもパートをしていて給与所得を受け取っており、それに加えてチャットレディのお仕事をする場合には、チャットレディとしての事業所得が20万円以上になると、同じく確定申告が必要になってきます。

この話と良く混合されがちなのが、扶養内に入ることができるか否かの「103万の壁」と言われるものですが、チャットレディの場合は給与ではないため関係ありません。収入がパートなどの給与のみである場合は、この給与収入が103万円以上になると扶養から外れてしまい、配偶者控除を受けられなくなってしまいます。

扶養から外れるデメリットとは？

では、扶養から外れるデメリットについて、ご紹介させて頂きます。

税金と社会保険料の支払い額が上昇する

チャットレディで一定以上の収入がある場合、親や夫の扶養から外れてしまい、自分自身で所得税や住民税、社会保険料（いわゆる国民健康保険料や国民年金、介護保険料など）を納める必要があります。

所得控除が受けられなくなる

扶養から外れると、本人に所得税などが課せられるだけではなく、扶養者（父や夫）の所得に対する控除そのものが受けられなくなります。扶養控除・配偶者控除・配偶者特別控除が受けられなくなり、手取りに大きな影響が出ます。

いかがでしたか？ここまでお読み下さり、誠にありがとうございます。今回は、扶養から外れる条件やデメリットについて、ご紹介させて頂きました。

扶養内の話は多少厄介です。ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍していますので、何か分からない事や不安な事があれば、何でも気軽に相談してくださいね♪