「チャットレディが経費に出来る物。」来年の確定申告を見越して、何をすれば良い？

公開日:[公開]2021.3.27 更新日: [更新]2021.6.20

- お金にまつわる話
- スタッフブログ

こんにちは！ちょこ札幌事務所スタッフです。

先の記事では、チャットレディの確定申告についてご紹介させて頂きました。

チャットレディが確定申告を行うにあたって、チャットレディとして働く上でかかってくる経費の計上は何よりも重要です。ここでは、チャットレディが確定申告の際に経費計上できるものについて、具体的にご紹介していきたいと思います。チャットレディというお仕事でしっかりと稼ぐために、役立ててもらえると嬉しいです。

そもそも経費とは？

チャットレディの方が確定申告をする場合、経費として計上することができるのです。そして、払う税金を減らすには、出来るだけこの経費の額を増やすことが大切になってきます。

税金が掛かってくるものは、チャットレディの収入から控除と経費を引いたものです。控除と経費を増やすことが、節税へと繋がります。控除を増やすには限界がありますが、その一方、経費については増やすことができます。経費の合計額がチャット収入よりも多い場合は、税金を支払う必要がありません。

そもそも経費というものが何かというと、「収入を得るために必要になる支出」です。

チャットレディのお仕事とは、インターネット上で男性会員さんと映像や音声や文字を通じて、楽しくコミュニケーションを行うことです。一定程度の高報酬になることも多いため、適切な経費計上が必要になります。

その時に必要になるものといえば、パソコンやウェブカメラなどが思い浮かぶでしょう。しかし、よくよく考えてみると、もちろん衣装も化粧品も商売道具ですよね。男性に会うための女性の支度というものには、総じてお金がかかるものです。それ故に、洋服代や化粧代、その他にも美容室代までが経費の対象になりうるのです。

経費として計上できる項目とは？

では、一体どのようなものがチャットレディの経費になるのでしょうか。チャットレディが確定申告を行う中で経費になるものについて、先の記事に加えて細かく具体的に挙げてみたいと思います。

・通信費(インターネットプロバイダ料金)

・パソコン代

・カメラ、マイク代

・パソコンの椅子、机

・プリンター

・チャットレディの業務に関連したスマホ代

・チャット用の洋服代、衣装代、コスプレ衣装

・衣装ラック（また、それらに被せる布）

・チャット用の化粧品代

・コンタクト用品、カラーコンタクト

・美容院代

・サプリメント代

・チャットのために購入した新聞図書費

・照明代

・ベッドやベッドシーツ、枕

・装飾品

・旅費交通費

・タクシー代

・会員さんへのお土産代

・チャットレディ用の専用スペースにあたる部分の家賃、更新料、敷金など

もちろん、勤務に関連するものしか認められませんが、凡そこれだけのものを経費として計上することができるのです。

これだけ列挙してみましたが、「え、こんなものが経費として認められるの？」と驚きますよね…！疑問が残るであろう項目もいくつかありますが、その場合は按分という作業を行って、調整します。最終的に、経費なるかどうかの判断は税務署が行います。

来年確定申告をするために、何をすべきか？

では、来年の確定申告を見越して、私たちチャットレディは何をすれば良いのでしょうか？

何よりもまずは、上記の支払いの際の領収書・レシートは必ず保管することを必ず徹底仕手ください。

チャットレディという仕事は、雇用ではなく、いわゆる自営業者のような業務委託という形態のお仕事です。チャット収入というのは、給与ではなく報酬になります。自営業者はこの経費が税金に大きく影響することになりますので、日頃お買い物する時や、出費の際には、「これは経費として計上出来るのかな？」ということを常に考えて、必ずレシートはきちんと取って保存しておきましょう。

書面として記録が残っていないと、経費としては認められません。クレジットカードで買ったものは、明細があればそれで構いません。今からでも遅くはありません。家にある領収書やレシートを掻き集めて、これからは決して捨てないように保管しておきましょう。

生命保険料控除の証明書などは、その記載内容（生命保険会社などの名称、支払金額等）を入力して送信することにより、提出を省略することができます。法定申告期限から5年間、税務署から書類の提出を求められることがあります。

商品を購入した際の写真や、購入後のSNSの発信なども、税務署へのしっかりとした証拠になります。また、ブログに購入したものを掲載したりすることもおススメです。