チャットレディは札幌でも確定申告などで公的書類や、申請書類に記載する場合の職種は何になるのか。
こんにちは!ちょこ札幌事務所スタッフです。
コロナ禍も過ぎ去りましたが、未だに人気が上昇しているチャットレディのお仕事ですが、高報酬と非対面型の接客という大きな二つのメリットがあります。しかし、未だ社会に浸透していないお仕事だからこそ、その偏見というものも正直ゼロではありません。知らないからこそ不安な点も多いですよね。
そのため、確定申告書などの公的書類や申請書類にある、職業欄に職種を記載する際、「実際何て書いたらいいの?」「チャットレディってことを周囲の人に知られたくない」といった疑問や不安をお持ちの方も、きっと多いと思います。
また、雇用形態はどのようになるのか気になっている方もおられるはず!
そこで今回は、現役のチャットレディさんが両親や友達、学校や同居人などに実際にどのような対策を使っているのかということについて、ご紹介させて頂きたいと思います。
これからチャットレディ業界で働こうと考えている女性や、既にチャットレディをしていて周囲にバレない方法を探している女性などは、是非参考にしてみて下さい。この記事を最後まで読めば、チャットレディというお仕事をしながらも周囲にバレずに稼げる方法について、ご理解頂けると思います。また、雇用形態についても詳しく解説するので確定申告のお役に立てると思います!
チャットレディとは?
チャットレディとは、サイトや代理店と業務委託契約を結んでお仕事をしている事になります。ここでは、チャットレディの仕組みについて詳しく説明していきます。
・代理店って?
代理店とは、ライブチャットのサイトとチャットレディを仲介している仲介業者のようなものの事です。稼ぎ方の指導やレクチャーをはじめ、事務所を整備したり貸し出したり、なにかトラブルがあった際に対処をしてくれるという大事な役割をもっています。その代わり、代理店によって料率はかわりますがチャットレディは代理店に給料から天引きで料率を支払います。
また、代理店は一次代理店、二次代理店、三次代理店の3種類あります。
・業務委託契約って?
チャットレディは、正社員・アルバイト・パートとは違い、会社と直接雇用契約をするのではなく、個人事業主として業務委託を結ぶ事が多いお仕事です。
そのため、チャットレディは個人事業主として運営しているサイトから委託を受けているということになります。
個人事業主の立ち位置とは?
先ほど、チャットレディで働く方は、個人事業主になるとお話しましたね。
ここでは、個人事業主の立ち位置について説明していきたいと思います。
多くのチャットレディは基本的に雇用されていないので、正規雇用、非正規雇用のどちらにも分類する事ができません。※正規雇用とは正社員の事、非正規正社員とは契約社員、パート、アルバイト、派遣、日雇いなどが含まれます。
チャットレディの場合は時給で計算するのではなくお客さまとチャットサービスした時間に応じた歩合制なので業務請負契約を結んだ個人事業主という立ち位置になります。
業務請負契約では、契約を結ぶときに結果を出す事を契約としているので仕事で結果を出すまで報酬が支払われる事はありません。何時間働いても結果がでなければ無給になってしまいます。
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チャットレディは札幌でもなぜ申告や申請が必要になるの?
チャットレディのお仕事をしていると、確定申告(青色申告、白色申告)など何かと役所などに申請する機会が増えると思います。
チャットレディは、個人事業主・自営業者、いわゆるフリーランスです。会社や企業から雇用される形ではなく、取引先と対等な関係でお仕事の依頼を受けるような意味があります。そのため、先ほども説明した通り、働き方としては基本的には業務委託という形になるので、一般的な会社員のように源泉徴収がされません。ちなみに、年間の所得にかかる税金を事業者が給与からあらかじめ差し引く仕組みを源泉徴収と呼びます。
そのため、個人事業主であるチャットレディは、自分自身で確定申告をして、必要な分の税金を納税しなければならないのです。納税額は、チャットレディとして得た事業所得の収入の金額によって、それぞれ異なってくるため、ご自身で収入額や損益額などを隅々までしっかりと把握しなければいけません。
また、個人事業主として働いている方ができる確定申告の方法に開業届をだしていればできる、「青色申告」がありますが青色申告で確定申告することにより、節税ができますのでおすすめですよ!
確定申告について
次に、確定申告についてもう少し詳しく説明していきます。
先ほども説明したように、チャットレディは個人事業主になります。
チャットレディとして稼いだ時の所得は事業所得または雑所得になります。
所得が48万円を超えると確定申告が必要です。
※しかし、副業としてチャットレディで働いていて年間で20万円を超えると確定申告しなければならないので、注意が必要です。
なお、所得税だけではなく市民税についてもお話します。
確定申告が必要でない場合でも、市民税は納めなくてはなりません。
チャットレディを本業としている方も、副業としている方も所得が低いなどは関係なくて、市民税の申告は所得があるならば申告しなければなりません。場合によっては非課税になる場合もあるので申告しておいた方が安心ですね。
さて、ここまで長々と説明してきましたが、ようやく本題です。
先に挙げた確定申告のような公的書類を提出する場合、申請書に職業欄がある事がほとんどです。このような場合、「チャットレディ」とそのまま記載しなければならないのでしょうか?
そもそも、申告書類にはなぜ職種を書かなければいけないのかと言うと、税務署では所得率判定や統計上のデータなどとしても利用するため、職業を知らせる必要があるためです。
しかし、基本的には仕事内容が想像できるものであれば良いと考えられており、実は特に決まりはないのです!つまり極論を言えば、自営業やアルバイトといったような、大きな括りの仕事内容でも問題はありません。そのため、職業欄にバカ正直にチャットレディと書かなくても良いのです!
職業を偽ったからといって、納税する金額には影響はありません。職業欄に詳細な職種名が書かれていなかったからと言って、申請が差し戻されるといったことはないため、ご安心ください。
ただし、収入を偽ることだけは絶対にやめましょう!正しく申告をしなければ、後に無申告加算税や重加算税といった、税率の高いペナルティを課されることになりますので、しっかりとした売上が申告できるようにしておく事が大事です。売上や経費などが、正しく計算できていれば問題ありませんので、過度な心配は必要ありません。
じゃあ、チャットレディは札幌でも職業欄には何て書けばいいのか
では、可能性としてはほとんどありえないのですが、万が一詳しい仕事内容について聞かれた場合はどうすればよいのでしょうか?また、「職業欄にチャットレディと書きたくはないけれど、自営業とだけ書くのは不安がある…」という方は、どのように書けばよいのでしょうか?そんな方のために、いくつか例を挙げていきたいと思います。
・サービス業
・インターネットサービス業
・電話対応業務
・電話営業
・インターネット動画配信業
チャットレディの仕事内容は、お客さまである男性ユーザーと画面を通じてお話をすることです。よく考えてみると、このどれも嘘ではありませんよね。
チャットレディのお仕事は、インターネット上で行う接客業であるため、職業欄にはサービス業と記載しても問題はありません。
また、最近はYouTuberなどの配信サービスによる広告収入で生計を立てている人も少なくありません。令和の時代に入って、さらにそういった人たちが増えてくることは間違いないため、インターネット配信業と書くことも良いでしょう。
いかがでしたか?ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
今回は、チャットレディの確定申告や雇用形態についてお話しました。
少し難しい部分にはなりますが、理解すると自分にとってお得な確定申告の方法や、働き方がわかってくると思います。
ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍していますので、何か分からない事や不安な事があれば、何でも気軽に相談してくださいね♪